Projects Projects 情報通信

日本鉄道電気設計株式会社のプロジェクト実績をご紹介します。

10件あります
高輪ゲートウェイ駅新設
事業分野 : 配電システム , 信号システム , 情報通信
JR東日本の推進する品川開発プロジェクトにおける街の中核として、2020年3月高輪ゲートウェイ駅が開業しました。高輪ゲートウェイ駅では駅と街が一体的に感じられる、景観に配慮した電気設備となっています。弊社では新駅舎の電気設備の新設、開業に向けて数次にわたって行われた品川駅周辺での大規模な線路切換に伴う電気設備の調査・設計を実施しました。建築家 隈研吾氏による駅舎デザインを最大限に発揮するため照明設計には特に力を入れ、美しい駅の開発に貢献しました。また煩雑になりがちな電気設備も、駅舎のデザイン性を損なわないような工夫を重ね、必要以上の露出を減らしています。▲JR東日本提供▲JR東日本提供
新宿東西自由通路新設
事業分野 : 信号システム , 情報通信
新宿駅周辺地域の回遊性および利便性向上のために、新宿駅の東口改札と西口改札を結ぶ改札内通路を拡幅し、改札位置を変更することにより、東西の往来が可能な自由通路が整備されました。あわせて改札内コンコースの拡幅やホームへのエレベーターの新設により、混雑緩和、お客さまの利便性が向上しました。弊社では、電気設備の支障移転や改良工事のための、調査・設計を実施しました。
原宿駅改良
事業分野 : 情報通信
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、混雑緩和や利便性・快適性向上などを目的として、原宿駅の改良工事を行いました。弊社では、列車運行やお客様への情報提供を支える通信設備の計画及び設計に従事しました。
東京駅北通路周辺整備
事業分野 : 信号システム , 情報通信
東京駅北通路は、中央通路、南通路に比べ幅員が狭いため、北通路の幅員を拡幅し、混雑緩和を図る工事が行われました。また、拡幅にあわせ、中央通路~北通路周辺の改良工事を行い、バリアフリー設備や待合広場など駅サービス機能の向上を図りました。弊社では、電気設備の調査、設計を実施し、東日本旅客鉄道株式会社から感謝状をいただきました。
在来線 デジタル列車無線化
事業分野 : 情報通信
 JR東日本では列車無線(アナログ式)の老朽化にあわせて、秘匿性の高いデジタル列車無線への更新を行っています。当社東北支店においては、2010年度~2019年度の長期にわたり、東北エリア25線区において光ケーブル新設約1,000kmと、デジタル列車無線基地局新設約750局の設計に従事しています。また、JR東日本では仙台支社、盛岡支社、秋田支社に列車無線中央装置を新設し、各支社輸送指令とネットワーク構成することにより、列車の安全・安定輸送ができるようにしています。当社では、本件に関連して調査及び設計に従事しています。 
石巻線 浦宿・女川間災害復旧
事業分野 : 情報通信
東日本大震災により、損傷した石巻線浦宿・女川間の通信設備復旧を行いました。浦宿・女川間をつなぐケーブルと、女川駅の駅設備、さらに電車走行のための設備など多くの通信設備復旧がありましたが、被災した方々のためにも迅速な復旧ができるように全力を上げて作業しました。当社は、津波被害を受けたトンネルを起点として調査測量に従事しました。
新幹線トンネル内 携帯電話不感地対策
事業分野 : 情報通信
近年のスマートフォンの普及に伴い、列車内でのインターネット接続の需要が高まっています。新幹線は速達性を求めるため直線ルートの線形を取ることから、長大トンネルが多く携帯電話が利用できない不感地帯が多くありました。その不感地帯をなくすため、長距離トンネル用の光基地局方式や、短距離トンネル用の吹き込み方式等により、トンネル内不感地対策工事が行われています。当社では上越・北陸新幹線のトンネル等における不感地対策の設計に従事しています。
在来線デジタル列車無線化
事業分野 : 情報通信
 在来線列車無線システムは指令員と乗務員間を結ぶ鉄道事業者用専用の情報連絡手段として列車の安全・安定輸送を支えるシステムです。近年、首都圏では列車本数の増加、乗降客への情報提供等の理由で列車無線使用頻度が増加し、輸送障害時のおける通話回線不足が目立つようになってきています。また、列車運行を支援する通告伝達システムや車両故障情報伝送システム等の新たなサービスを提供するためのデータ伝送ニーズが高まっています。そこで、JR東日本様では列車無線(アナログ式)の老朽化に併せて、秘匿性の高いデジタル化列車無線への更新を行っています。当社ではJR東日本管内全てのエリアについて調査及び設計に従事しています。
北陸新幹線
事業分野 : 電車線 , 発変電 , 配電システム , 信号システム , 情報通信
2015年3月、北陸新幹線の長野~金沢間の約230kmが延伸開業しました。この区間は北アルプスの山岳地帯を長大トンネルで貫くほか、日本で有数の豪雪地帯も存在します。これらの厳しい環境条件の中でも260km/hの高速列車を安全に走らせるためには、他には見られない様々な工夫が必要です。当社では変電・電車線・電力・信号・通信の各電気設備の設計に従事し、安全性だけではなく経済性・施工性・保守性に配慮した設備の実現に寄与しました。
駅構内共通ネットワーク
事業分野 : 情報通信
駅構内共通ネットワーク(JRSTnet)とは、ネットワークをソフトウェアで動的に制御するSDN(Software Defined Network)を活用した駅構内ネットワークのことで、山手線エリア内の駅に導入されています。駅構内のデータ通信や防犯カメラなどのシステムは、今まで、別々に構築・運用されており、個々のシステムごとに使用する設備が多いため、保守にも手間がかかっていましたが、駅構内共通ネットワーク(JRSTnet)が導入されたことで、各IPネットワーク設備を一括して制御・管理できるようになり、システム切替の効率化が図られました。当社ではその基幹となるネットワークとそれに繋がるWi-Fiアクセスポイント等の各設備を敷設する工事の調査、計画、設計に従事しました。