渋谷駅埼京線ホームを山手線ホームへ並べるための工事の最初のステップとして、埼京線(上り)の線路を移設し、それに伴う付近の電力ケーブルを機能停止すること無く移転することが目的でした。
土木と調整し、線路下にケーブル横断ルートを確保したり、現状の駅の天井裏を通過させるなど、既存の構造物を最大限利用した設計が求められました。そのため、入念な現場調査による現状把握により、ケーブルルートの設計を安全かつ確実に進めていきました。
事業分野 : 配電システム
渋谷駅埼京線上り線路切替に伴う高圧ケーブルルートの改良
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担当者の感想
過去に多くの改良を行ってきた駅のため、多くの図面を集めて調査を繰り返す所から始めましたが、時間と労力を多く費やす作業でした。この駅をよく知るベテラン社員の協力のお陰で、その現場調査から精度の高い情報を得ることが出来ました。無事施工が完了したことを知り安堵しておりますが、大規模な改良工事の最初のステップとして苦労も多い設計でした。