中央線御茶ノ水駅は、総武線と中央快速線の乗り換えや、地下鉄との接続もできる交通拠点の一つであり、周辺に大学病院など大規模病院が数多くあります。一方で、東西を聖橋とお茶の水橋、南北を神田川と擁壁に挟まれた狭隘な位置に立地しており、バリアフリー設備が未整備であることが課題となっていました。
こうした課題を解決するため、神田川上に工事用桟橋を設置し工事ヤードと搬入路を確保したうえで、線路およびホーム上空に人工地盤を構築し、エレベーター・エスカレーターを整備するプロジェクトが実施されています。当社では、駅舎改良に伴う信号設備の調査・設計に従事しています。