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プロジェクト実績

新幹線高速わたり線装置の設計

 分岐器上の2組の電車線をパンタグラフの通過に支障のないように設備した装置を「わたり線装置」といいます。従来のわたり線装置は交差金具を用いてパンタグラフのすり板が支障なく移行できるようにしています。しかし、近年の新幹線高速化に伴い、本線を通過するパンタグラフが側線のトロリ線に接触するため、トロリ線疲労や偏摩耗などが問題となっています。そこで、本線を通過するパンタグラフに側線トロリ線を接触させない構造とした「高速わたり線装置」が開発されました。当社では東北新幹線の「高速わたり線装置」の設計を行いました。

担当者の感想

 現地調査を行い、場所ごとに異なる分岐器・電柱などの配置に合わせるよう工夫しました。
 最適な電車線設備を設計するためには、ミリ単位の技術計算が必要あり、非常に気を使いました。
 新幹線のスピードアップに貢献できたと思うと、非常に嬉しく、身が引き締まります。

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