常磐線相馬・浜吉田間の復旧にあたり、東日本旅客鉄道株式会社発足以来最大規模の線路移設工事などにおいて、段階的な設備の復旧と復旧後の保守作業を踏まえた電気設備の設計を限られた工期の中で完遂し、早期の工事着手と円滑な施工工事の推進を実現。地元の悲願であった安全で利便性の高い鉄道運行の再開に大きく貢献したことに対して2017年5月29日、東日本旅客鉄道株式会社の冨田社長より感謝状をいただきました。
東日本大震災で被災したJR常磐線。今回、運行休止区間となっていた相馬駅-浜吉田駅間が運転を再開しました。運転が再開した区間は、震災時、太平洋側を運行していたため、津波などの被害が直撃。今後はより安全な鉄道運行の実現のため、運行区間は現位置より内陸側に移設と大規模な復旧工事となりました。
NDSでは、大規模な移設工事において限られた工期のなかで電気設備の設計を行い、早期工事着手と円滑な施工工事の実現に大きく貢献しました。