集まってくれたのは日本鉄道電気設計(以下、NDS)の、“これから”を担う3人の社員。
所属部署や年次が異なるそれぞれの視点から、NDSの仕事のやりがいや働く魅力を語ってもらいました。
先輩後輩関係なし!ざっくばらんな 本音トークをお楽しみください。
PROFILE
2014年入社
2018年入社
2020年入社
それぞれが「インフラを支える」という想いを胸に入社を決意
たしか2人は新卒入社だよね。NDSにはどんな理由で入社しようと思ったの?
自分は大学で電気系の勉強をしていて、最初は半導体関連の会社に就職する予定でした。でも、電車通学する中で「たくさんの人の役に立てるインフラの仕事っていいな」という気持ちになってきたんです。鉄道系の企業説明会にいくつも足を運び、雰囲気が自分に合っていると感じたNDSで働きたいと思いました。
具体的にはどんなところが合っていると感じたのですか?
当時の採用担当の方が柔らかい雰囲気だったのも大きいと思うのですが、ガツガツしていない雰囲気や自分のペースで働けそうな風土に魅力を感じましたね。ラッキーなことに、その印象は入社してからも変わっていません。
私はインフラの中でも、電気工学科で学んだ知識を活かせるエネルギー関連と鉄道関連に絞って就職活動をしていました。いろいろ見た上でNDSに決めたのは、電気を創ってエンドユーザーまで届けているJR東日本の協力会社だった点が大きかったです。さらにNDSに就職した研究室の先輩が「いい会社だ」とおっしゃっていたのと、教授もおすすめしてくれたのが決め手になりました。
自分も大学時代は2人と同じで電気関連の勉強をしていたのですが、大学卒業後は派遣会社の営業として、社会人の第一歩を踏み出しました。その後、不動産会社に転職したのですが、徐々に「やっぱり好きな世界に戻りたいな」と思うようになってきたんです。そんなときにNDSを知り、他の会社は受けず1社決め打ちで応募して合格しました。回り道はしたけど、たぶんNDSに入社する運命だったのだと思います(笑)
5ヶ月間の研修期間で、一人ひとりの成長をサポート
1社で合格とは、すごい巡り合わせですね! ちなみに僕はもともと鉄道が好きなのですが、お二人も以前から興味がありましたか?
自分も同じく、入社前からの鉄道好きです。
私は真逆で全然興味なかったのですが、事業内容や教育体制、福利厚生など総合的に見たときにとてもいい会社だなと思い、応募しました。だから、5ヶ月間の新入社員研修で鉄道の知識をイチから身につけられたのは本当にありがたかったです。
電車好きなら裏側を知れる楽しみがありますが、特に興味がない方も長く活躍できる会社だし、バックアップ体制も整っていますよね。
新入社員研修を実施する『NDK中央学園(鉄道の電気工事を担う日本電設工業様の研修施設)』の規模は、知識のない方にも驚いてもらえるはず。広大な敷地の中に線路だけでなく駅まである上、高さの違う何本もの送電鉄塔や、実際の線路にはあり得ない数の信号が設置されていますからね。鉄道の基礎知識を身につけるにはこの上ない、大充実の施設ですよ。
最初の1ヶ月は研修で鉄道や電気全般、安全に関する知識を学び、そのあと配属される部ごとに必要な知識を身につけて行きますよね。疑問に思ったことを講師の方に質問すると、どんな些細なことでも丁寧に教えてもらえたのがうれしかったです。
それって実務に入ってからも感じませんでしたか? わからないことを先輩に聞くといつも丁寧に教えてもらえたので、新人時代も安心して働けました。
自分たちの仕事は臨機応変に対応することが多いので、会社としても現場での学びを重視していると聞いたことがあります。それもあって、丁寧に教える社風が定着しているとか。
なるほど。あ、そういえば新入社員研修で送電鉄塔に登ったときに写真を撮ってもらったのも、いい思い出です。
出向することで発見できた、NDSのワークライフバランスの良さ
現在、私が担当しているのは駅の電気室の老朽化に伴う機器取替の設計です。配電線路や機器配置図面の作成や変圧器の容量検討、機器の配置検討、ケーブルサイズの選定などの技術検討資料の作成、他系統委託事項の整理などの業務を行っています。
Y.A.さんの仕事は、パズルに似たようなおもしろさがありますよね。
そうなんです。限られたスペースの中で機器の更新を行うので、どのような順番で作業を進めるかが重要かつ一番頭を使うポイントです。一生懸命考えた更新計画がパズルのようにバシッとはまって、実施に向けて動き出す道筋が見えた瞬間にやりがいを感じます。
私は最近まで関連の鉄道事業者に出向していて、通信設備改良工事のプロジェクトの方針決定、工事の予算管理、設計・監督など幅広い業務を経験しました。出向から戻って以降は、本社で首都圏エリアの駅改良に伴う通信設備の設計、列車無線基地局の更新設計などを担当。大きく分けると「設計の品質確保」と「調査責任者として現場調査時の安全確保」を行っています。設計ではお客様の課題を解決しながら、現地調査で作業員さんの安全を守るという、広い視野が求められる業務。それだけに、無事故で竣工したときの達成感はひとしおです。
そういえばK.K.さんはまさに今、出向していますよね。
はい。関連の鉄道事業者で、電気鉄道用の直流変電所に関する更新工事の計画と設計を行っています。私の仕事は図面を描いて設計するだけでなく、駅や信号の電源などの配電担当者、建築担当者、土木構造物担当者、ときには他社の鉄道会社と何年も先を見据えながら様々な調整を行います。イチから時間をかけて考えた構想が形になっていくのを現地で確認できる上、手掛けた設備が鉄道の安全・安定輸送をこの先何十年も支えていくのだと実感できるのも、自分が担当している仕事の大きな魅力です。
出向ってNDSで働いている人は、必ずするものなんですか?
必ずということはないですが、会社全体で「出向することで一人ひとりの成長を後押しする」という流れにはなってきているみたいですね。
自分はまだ経験したことがないのですが、出向したからこそわかったNDSの良さってあったりしますか?
一番実感したのはワークライフバランスの良さですね。外に出たことで、会社が余裕のある人員配置をしてくれていることに初めて気づきました。社員一人ひとりの働きやすさを考慮してもらえているというか…。
抱えている業務にもよりますが、私も出向している期間中に、NDSは残業が少ないという事実に気づきました。本社勤務なら繁忙期以外は月10時間あるかないかですもんね。
出向先での仕事には大きなやりがいを感じているのですが、関わる人が多いぶん残業時間が少し増えてしまうことが残念なポイントかも…。
たしかに(笑)
そういえば最近、コアタイムなしのフレックスタイム制度が導入されましたよね。
そうなんです! ラッシュアワーを避けて出社できるから、最近は混んだ電車に乗っていません。
逆に私は朝早いのが苦にならないので、「早め出社で早め退社」というスタイル。早く家に帰って晩酌したいんです(笑)
私も以前は早めに出勤して、平日の夕方に映画を観に行ったりしていました。空いているので快適なんですよ~。
大学の同級生の会社とくらべると、NDSは有給休暇も取得しやすいようです。聞いた話によると、10日間の有休を取って九州1周旅行をした先輩もいるとか。有休とは別に夏休みも6日間取得できますし。
残業の少なさや有休の取りやすさに加え、フレックスタイム制度を導入したことで、さらに自分らしさを大切にしながら働ける会社になったなと実感しています。
資格取得支援制度で、もうワンランク上の自分に!
そういえば、M.K.さんって入社後にたくさんの資格を取られたのですよね。
資格取得支援制度があるのでせっかくなら活用しようと思い、国家資格である『技術士』と『第三種電気主任技術者』『陸上無線技術士』を取得しました。NDSはコンサルにも力を入れているので、資格を取得することがお客様からの信頼につながると思ったからです。
仕事と資格取得を両立するのって大変じゃなかったですか?
自分の場合、通勤に片道1時間半ほどかかるので、電車に乗っている時間で勉強を進めました。あと、『技術士』を取得する際は技術士の先輩が面接の練習に付き合ってくれたこともありました。
そうなんですね。自分は今、入社4年目になり『技術士』の第1ステップとなる『技術士補』に挑戦しようと思っています。まずはそこからスタートして、3年以内に『技術士』を取得することを…宣言します!
言っちゃいましたね(笑) 自分は大学のとき「時間がたっぷりある今のうちに」と『第三種電気主任技術者』は取ったのですが、入社してからはゼロ。僕もまずは『技術士補』の取得からですね。
仕事に必要な資格を取得すると信頼につながりますし、取っておいて絶対に損はないですよ。
手当関連だと、手厚い家賃手当もNDSの大きな魅力だと思います! 今年入社した女性社員は「家賃手当で余裕が生まれたぶん、大好きなアミューズメントパークに毎月通えるようになった」とよろこんでいました。
忘年会のようなイベントのお金も会社が出してくれますし。この前は会社設立20周年記念式典として、豊洲でバーベキューもしましたね。
NDSにしてはオシャレなバーベキューでした(笑) これから入社してくる新人さんたちにもこうしたイベントを楽しんでほしいですし、先輩として、楽しみながら長く活躍できる場所をつくっていきたいですね。