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今月のひとこと

ラグビーワールドカップ2019日本大会について

 私は若い時からラグビーを楽しみ、JRの全国大会が1975年から毎年長野県の菅平高原で開催された時から現在までラグビーと関わってきました。最近のスポーツの話題が2020年の東京オリンピックに集中している様子を見て、来年のラグビーワールドカップ日本開催についても興味を持って欲しいと願っている一人です。
 ラグビーのワールドカップは1987年から始まり、来年の日本での開催は9回目となります。日本は第1回目から連続出場していますが、前回の大会を除くと第2回大会でジンバブエに1回勝ったのみで、あとは第5回大会と第6回大会でカナダと引き分けたのが精一杯という有様です。また、第3回大会では、ニュージーランドに17-145という記録的な大敗を喫しています。
 このような状況でしたが、前回のイングランド大会では違いました。優勝経験もある南アフリカに34-32で勝ったのです。その後、サモアとアメリカにも勝ち3勝を上げましたが、決勝トーナメントには進めませんでした。ラグビーのワールドカップは1プール5チームで戦い、全部で4プール20チーム、決勝トーナメントは各プール2チームで8チームしか進出できません。結局、この大会も残ったのは南アフリカとスコットランドでした。
 前回大会で日本代表チームを指揮したヘッドコーチはエディ・ジョーンズというオーストラリア人です。母親は日系アメリカ人、奥さんは日本人と日本に大変ゆかりがあり、代表チームのヘッドコーチ就任以来、「ジャパンウェイ:日本は日本の道を行け」という独自のチーム強化とプレースタイルを考えたことで成果を上げました。エディさんの指導の基本は、失敗から学ぶということです。
・日本人の忍耐強さは世界一で、厳しい練習に耐え抜くことができる。
・何度止められてもすばやく体制を整え、相手に立ち向かっていく俊敏性がある。
 このような強みを見い出し、強みを伸ばして戦術に取り入れたのです。早朝には選手の体力向上の訓練、昼間の基礎練習から日本独特の戦術、そして一体感の醸成まで徹底して行いました。特に外国人が多い中で、練習終了後に全員で君が代を歌う練習まで行っていたのには驚かされました。日本人の血を引いた指揮者だからこそできたことかもしれません。そして、改めてリーダーの方針、決断、実行力はどの世界でも重要であると思いました。
 このように、前回のイングランド大会での大活躍もあり、日本での大会の期待は高まる一方ですが、現在の日本代表チームの世界ランキングは11位で、決勝トーナメントへの出場は容易ではありません。来年の大会で日本は、アイルランド、スコットランド、ロシア、サモアと同じグループになります。アイルランドとスコットランドは世界ランキング上位ですので、この2チームの間に割り込まなくてなりません。本当に至難の業だと思いますが、3年前からサンウルブスと名乗りスーパーラグビーへも参戦しているので選手個々のスキルは上がっており期待できると思います。
 日本での大会は、全国12の会場で行われます。東京の近くでは熊谷ラグビー場、東京スタジアム、横浜国際競技場で予定され、すでに入場券の発売も始まっています。高額ではありますが、世界の一流プレーを自分の目で見られたらいかがでしょうか。

高崎事務所長 小坂憲一郎

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