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今月のひとこと

一年間お金なしで生活する実験をした人の話

 イギリスで、一年間お金を使わずに生活する実験をした人がいます
   アイルランド大学で経営学を学んだマーク・ボイルという29才の若者が、何故簡単に物を捨てるのだろうという疑問から、お金という道具によって買えるので簡単に捨てるのではないかと思って実践してみたそうです。
  住まいはトレーラーハウスをネットで調達し、 農場で週3日働く条件で設置の許可をもらい、エネルギーは 太陽電池バネルと自作のストーブと薪でまかない、食料は野草の自然採取や植物栽培をし町で物々交換をして必要なものを調達するという暮らしだったようです。
   全て自給自足・ 独立独歩を目指しましたが、結果としてお金はなくてもやっていけましたが、地域社会の人との関わり合いは必要だったようで、逆に地域とのつながりが濃くなり人生の喜びが得られたという感想です。さらに、痩せるどころか一年間で12キロ太ったそうです。少人数の人達だけなら物々交換でよく、お金は不用になる。縄文時代のような集落の中での近しい人達だけの暮らしに似ています。
 現代は、お金を媒介として遠くにいる生産者と消費者の関係が結びつけられ、便利だが逆に相互の関係が薄れています。自分で作ることをしないから、簡単に捨ててしまうという結論になったという話です。
 現代のように、商店で物を買うのでなくネットで買って宅急便で受け取る時代では、ますます人のつながりが薄くなってきています。
 我々企業も、物やサービスを提供することで対価であるお金を受け取っています。しかし、受注額や利益だけに注目すると海外での契約のように相手との関係が薄くなり、不都合があればいつでも切り捨てるというドライな関係となります。やはり、目先の利益を追い求めるだけでなく、相手とのつながりを大事にしながら信頼関係を築いていくのが、相互の長期的な発展につながるのだと思います。

社長 今野信三

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